概要
私は、「この人が嫌い」というのが
周りの人と比べて、少ないほうだなぁと思います。
嫌いな人が少ないと、メリットも多いと思っています。
- どんなメリットがあるのか
- どうやって人を嫌いにならないのか
を書いていこうと思います。
嫌いな人が少ないメリット
メリットが多いというよりは、デメリットが少なくなることのほうが多いかもしれません。
嫌いな人がいると
- この人とは一緒にいたくないなぁ
- SNSで見かけるたびに、少しモヤっとする
- 嫌いな人とどうしても接さないといけないときに、ストレスがたまる
- また、接したあとにいろいろと不の感情が湧く
と、ストレスや不の感情が発生してしまうと思います。
嫌いな人自体が少ないと、そのようなことが少なくなります。
メリットとしては
- 本来嫌いになるような人を完全に遮断しないので、その人の良い部分にも気づける
- 良い部分に気づけると、自分のためになる(取り入れられる)
- 友達が増える
などでしょうか。
では、どのようにして私はあまり人を嫌いにならないのかを書こうと思います。
人を一側面だけで判断しない
例えば、ある人があなたに対して気に障ることを言ったり
明らかにおかしなことを言ったとします。
人間は感情的な生き物ですから、そうされた瞬間に相手を敵だと思ったり
「この人は自分とは合わない性格なんだ」と思ったりしてしまいます。
ただ、ここで一度冷静になってみましょう。
もしかしたら、相手も「あっ、いまの発言ミスった」と思っているかもしれない
もしかしたら、まだその人のことをよく知らないのに、相手の性格を決めつけているかもしれない。
もしかしたら、相手も今発展途上で、いい性格になろうとしている最中なのかもしれない。
もしかしたら、相手の悪いところだけを見ていて、良いところにまだ気づけていないのかもしれない。
そう思うようにしたら、
「この人は私とは合わないから嫌い」と決めつけるには早過ぎると思いませんか?
もしかしたら、「嫌い」と決めつけてしまうことによって
例えば
- 本当なら仲良くなれた
- 良いところがあって、それを学ぶことができた
という機会損失につながる怖れもあります。
「まだ判断するには早い。もうちょっと様子を見てみよう」
と、焦らずに相手のことを判断するようにしましょう。
相手はまだ発展途上なのかもしれないと思う
人は年齢を重ねていったり、いろんな経験を積むことで、
人当たりの良さだったり、人に好かれるにはどうすればいいのかだったりを知っていきます。
相手にはそれがまだ足りていないのかもしれません。
相手がまだ発展途上の段階で「嫌い」と思うのは、ちょっと寂しい気がします。
もしかしたら、その人も時が経つにつれて、人格が変わり、嫌いではなくなるかもしれません。
上から目線になる必要はありませんが
「この人はまだ、人に嫌われないためにどうすればいいのかがまだ分かってないんだな」
くらいに思って、長期的な目線で判断するのもよいのではないでしょうか。
相手の良いところを見つける
これは小学生の道徳で習うようなことですが、改めて大事だと思っています。
一度嫌いになった人でも、
「あ、実はこの人こんな良いところがあったんだ。それなら仲良くなれそう。」
と気づくことがあると思います。
上で書いた「人を一側面だけで判断しない」にも少し重複しますが、
相手の良いところを見つけてみましょう。
ただ、これは少し難しいかもしれません。
なぜなら既に「その人のことが嫌い」という固定観念があるので
「この人にはこういう良いところがあるかも。でもこういう嫌なところもあるしなぁ」
と打ち消してしまいそうになります。
ただ、良いところを複数探しているうちに
「あれ、意外とこの人良いところがいっぱいあるぞ。総合的に見たらそこまで嫌な人じゃないかも」
というくらいになれれば OK だと思います。
都合の良い関係になる
都合の良い関係というのは聞こえが悪いかもしれませんが、言いたいことは
どうしても関わらないといけない相手とは、
「嫌い」な面では関わらず、「嫌いじゃない」面だけで関わるようにすることです。
例えば、雑談をしているときは嫌いじゃないんだけど
仕事の話になると急に嫌いな面が出てくるような人とは
極力仕事の話はしないようにする、などです。
嫌いな面がはっきりしていて、限定されているときは
この方法もありだと思います。
が、どうしても嫌いな面でも関わらなければならない関係の人がいた場合を
次に書きます。
逃げる、相手に合わせる
これは結構最終手段です。
どうしても好きになれず、合わない相手と関わらなければならない状況であるならば
我慢せずに逃げましょう。
例えば、仕事だったら部署移動をするなどです。
複数人の仲間内で 1 人だけ嫌いな人がいる場合は
その人が来る飲み会には参加しないなどです。(ちょっと寂しいですが)
「我慢は美徳ではない」と、
とある著名な方もおっしゃっていました。
どうしても嫌ならその環境から逃げましょう。
無理して我慢して耐えるだけのメリットがないのなら、スパッと関係を切りましょう。
ただ、関係を切る前に、これまで書いたような「なるべく嫌いにならない方法」を試してみてからをおすすめします。
もう一つの更に最終手段は、「相手に合わせる」ことです。
先ほどの「我慢するべきでない」と矛盾するかもしれませんが、
逃げることもできない状況であれば、
相手が変わることを待っていても状況は変わりません。
「相手に合わせる」というのは、聞こえは悪いですが
- ご機嫌取り
- 自分の意見よりも相手の意見を優先する(納得していなくても)
のようなことです。
これはストレスがたまりますが、この方法の目的は
「相手と対立する」を避け「相手のことが正しい」と見せかけ上同意することで
相手もそれほど自分に対して嫌なことをしてこなくなるということです。
相手からしても、「自分と意見が合わない」「相手が対立してくる」
というところから感情的になって、嫌なことをしているのかもしれません。
それを回避するための方法です。
良い例をあげると、「子分」のような存在になることですね。
気にしない
最後になりますが、
これは私ができていることで、一番効果のあることですが、
これを読んでいる人も実践できるかと言われると、難しいと思うので最後に書きました。
何か相手に対して「嫌だな」と思うと同時に
「あ、はいはい。人生嫌なこともあるよね。まぁいっか。」
と思うことです。
これはどうすればできるようになるのか、私自身わかりません。
いつの間にかできるようになりました。
強いてやり方を説明するとしたら、 脳天気 になることです。
嫌な人に対して、
- どうでもいいと思う
- 自分とは関係ないと思う
- まぁいっか。死ぬわけじゃないし
と思うことかなと思います。
最後に
いろいろ書きましたが、
もしかしたら賛否両論あるかもしれませんが
これを読んで少しでも「人があまり嫌いにならなくなった」という人が増えると幸いです。