【勉強会】(ハンズオン環境あり)初学者向けネットワークの勉強のやり方講座ver2
https://supporterzcolab.com/event/653/
に行ってきたので、そのときのレポート
最近ネットワーク界隈で熱いワード
- SRv6
この中でもとても熱く、今後日本では数年話題になると思う。 - VXLAN
少し古いけど、まだまだ熱いワード - k8s
docker コンテナ管理ツール - Batfish
ネットワークの監視ツール
今日はインターネットの雲の中ってどうなってるんですかって話からする。
ネットワークは AS という塊が相互接続しているもの
AS は、例えば、それぞれの会社のネットワークを管理している。
海外のASと繋がる際は、海底ケーブルを通って繋がっている。
ここら辺を感じたい人(どの経路辿っているのか)は traceroot コマンドで確認できる。
身近な経路としては
PC → アクセス網 → バックボーン網
の順で繋がっている。
ネットワーク設計
冗長であること
経路が複数あることで、どこかが途切れても繋がるようにできる。
拡張しやすいこと
Youtubeなどでトラフィックがとても増えている
運用しやすいこと
なるだけネットワーク設計者とネットワーク運用者が揉めないような設計にする。
ルータとは
IPパケットを経路表に応じて転送する人たち。
家で使うルータと企業用のルータってどう違うの?
家で使うルータは、たかだか10数台の端末を捌ける
企業のルータは、インターフェイスの数や学習できる経路数とかが家のものと違う。
→ 良い CPU などを積んでいる。
お互いの住所を分かるように、
ルータ同士の情報交換を可能にしたのが、BGP
ルーティングとは
どこを経由してパケットを宛先に届けるか
経路の種類
BGP以外にもいっぱいある
- 静的経路
- 直接接続して知っている経路
- 動的経路
- ルーティングプロトコルで動的に学習した経路
静的経路が詳細に経路を示しているのに対して
動的経路は大雑把な経路を示している。
パケットと経路
行きと帰りで経路は違うかもしれない。
行きは通るけど帰りが通らないとかのトラブルシューティングとして
帰りの経路を確認することがある。
ISPでのプロトコルの利用
- OSPF
企業内でのネットワークでよく使われる。 - BGP
他の企業と他の企業を繋ぐ時によく使われる
BGPとは
AS番号によって、組織間、組織内を認識する。
AS番号を見れば、どこの企業がもっててどのくらいの経路を持っているのかということが分かる。
データの到達や再転送はTCP任せ
変更があったときのみ通知
最適な経路はこれですっていうのを教えてくれる。
ciscoのルータを少しだけ触ってみた
ena
というコマンドで CLI モードになれる
show run
これで bgp の設定がみれる
conf t
で設定ができる。
juniperのルータを少しだけ触ってみた
cli
とやったらcliモードになれる。
conf
とやったら次に入れる
show
とやったら、コマンドの打ち方がみれる.
show protocols bgp
ここで、bgpの設定が見れたりする。
コマンドは全部、階層構造になっている。
消したいときは、delete, 設定したいときは set
ネットワークには大きく2つの技術があって、
- 共通プロトコル
- 独自プロトコル
がある。
BGP は共通プロトコル
このように、
例えばwebエンジニアがアプリケーションを立てたときは
こうやって経路交換などをして、webサイトが見れるようになっている。
ルータは、amazon ヤフオク 秋葉原に売っている。
すごいエンジニアは、家に10台くらいルータを持っていたりする。
Q & A
Q1.
ネットワークを勉強する際に、セキュリティなど気をつけないといけないことはありますか?
A1.
自分でネットワーク作って、インターネットにつなげなければ一旦、大丈夫
自分の環境だけで閉じた環境で勉強とかはしよう。
インターネットに出ようと思ったら、いろいろお金がかかったり障害があるので
初心者は出ることがまずできないと思う。
なので、勉強したかったら閉じた環境で思いっきりやればいいと思う。
それがネットワークのいいところだったりもする。
Q2.
初学者におすすめなサイトってありますか?
A2.
3分間ネットワーキングというのが入門者向け。
その次に10分間ネットワーキングというのが、その次の人向け。