【サポーターズCoLab勉強会】客先常駐エンジニアが戦闘力を上げるN個の方法
https://supporterzcolab.com/event/362/
に行ってきたので、そのレポート
※今回の講演は、あくまで登壇者の方の経験や意見です。
そもそも客先常駐って何?
- 別の企業に出航して働く形態
- SI系によく見られる
- 派遣の場合もあるが、そうでない場合もある。
求人について
- とりあえず未経験でも採用しているところが多い
- 大手は新卒メインだが、中途は通年採用もしている
- 前期黒字(設けている)ことを強くアピール
- 土日はしっかり休めそうな雰囲気
- 開発案件に携われるということを押している
実際にやる仕事
- コールセンターだったり
- SEサポートだったり、
- ヘルプセンターだったり
- テスターだったり
- etc…
メリット
- 大手企業で仕事をする権利がもらえる可能性がある。
- 日頃触れないような、古い技術を触ることができる。
- 給料は悪くないこともある。
デメリット
- コミュ障にはやさしくない「調整業務」が発生する恐れ
- 「まずやりたくない仕事」にぶちこまれる恐れ
- 給料が良いとも限らない
- 技術的モチベーションの高い人が少数派の恐れ
- 技術的な向上が望めない場合もある
ぶっちゃけると、研修充実は怪しい
→ 十分な研修ができない可能性
なぜか
- 教育的ノウハウがない
- 下請け的なポジションになりがち
- 保守的になりがち
- リードするような人がいなかったり
- モチベーションが低い空気
更にそれはなぜか?
- そもそも入社する人の特徴が、休みや正社員に惹かれて来る人
- プライベートな時間の使い方が勉強とかでなかったり
- 自分が将来どうなりたいかとか、あまり考えてない
- 安定を求めている
- 技術に対するモチベーションが低い
客先にエンジニアをぶち込む人(自社の営業の人)の特徴
- 法人向けの営業脂肪だった
- 「ベンチャー」という言葉の響きに惹かれた
- ITに興味がない
- とりあえず、売り上げやノルマを達成すればいい
- 数字や単語の組み合わせで仕事をしている
→ 「phpとは、何かサービスを作れるもの」など
→ 経験は何年で、給料はどのくらいで、ということだけを見て人を選んだりする
→ その人がどのようなことが得意か・やりたいかということは見ていない
戦闘力の上げ方
- とりあえず勉強会に積極的に出てみよう
- 周りのエンジニアや客先と仲良くなっておこう
- 開発をやりたいなら自分でサービス作ろう
- 副業やインターンに手を出してみよう
- 自社に過度な希望をもつのはやめよう
実践できたら、次のステップ
- とりあえず勉強会でLTとか登壇する
- 客先から自分に会う案件を直接紹介してもらう
- 自分で作ったサービスを人に使ってもらう
- 異業種交流会とかで小規模な受託案件を探そう
本当の自社との付き合い方
「自社 = 自分の味方」ではないかも?
- 敵というわけであはないが、少なくとも味方ではない恐れ
- 敢えていうなら、自社は取引先
- 基本的には、サポートは期待できない
- 自社待機の社員は負債という見方も
会社の基本
- 安く仕入れて高く売る
- 長期的な教育よりも短期的な利益
どうしたらいいの?
- 技術の学習はできるだけ自力で
- 受けの姿勢よりも攻めの姿勢で
- 副業はどんどんやろう
→ 実は、会社は副業禁止とは言えない。
ただ、会社に不利益が怒るようなことはやってはいけない。 - とにかく情報を集めること、集めまくること
→ 結構、常駐先の人からぽろっと聞けたりもする。
担当営業とは仲良くなろう
敢えて言うなら、担当のために働いてあげよう
→ 自分に仕事を持って来てくれる人のために働こう
会社は守ってくれないが、担当は守ってくれるかもしれない。
担当のことが信用できなくなったら終わり
担当もエンジニアが信用できなくなったら終わり
自分の会社のことを理解しよう
絶望する前に、会社に一石投じよう
居続けることもできる。辞めることもできる。
僕らは自由であることを常に頭に置いておこう。